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蓄電池の節約効果を最大限に!見逃せないポイントはこれ!
蓄電池 2020.06.26

蓄電池の節約効果を最大限に!見逃せないポイントはこれ!のイメージ

電池導入のメリットは、電気代の節約、災害時の備え、電気自動車と合わせて使うなど様々ですが、せっかく蓄電池を導入するならしっかり節約したい!

そんな方に、押さえておきたい節約ポイントをご紹介します。

 

蓄電池で節約するポイントは3つ

蓄電池で節約を考えるポイントは以下の3つ

  • 太陽光発電+蓄電池のダブル発電?蓄電池だけのシングル発電?
  • 夜間の電気代が安くなるプランに変更する
  • オール電化に切り替える

 

 太陽光発電+蓄電池のダブル発電?蓄電池だけのシングル発電?

家庭用蓄電池を検討している方には、既に太陽光発電を設置しているという家庭が多いのではないでしょうか。
太陽光発電と蓄電池の併用には、「シングル発電 押し上げ効果なし」と「ダブル発電 押し上げ効果あり」の2つの使い方があります。

シングル発電は、太陽光発電と蓄電池のどちらかだけで発電すること、ダブル発電は太陽光発電と蓄電池の同時発電をすることです。また、押し上げ効果とは、蓄電池で自家消費電力をまかなって、太陽光発電の自家消費を減らして売電量を増やすことです。
 

  • シングル発電 押し上げ効果なし

シングル発電では、太陽光が稼働していない時間に蓄電池の電気を使って、蓄えた電気の分だけ電力会社からの電気の購入料を減らすことができます。
また、太陽光発電と蓄電池のダブル発電にならないため、ダブル発電で売電単価を下げられるということもありません。
太陽光発電の電気も家庭で利用しながら、太陽光の売電もしていくという方法なので、太陽光発電量の多い日中に電力を使わず、ほとんど売電できている家庭はこちらが向いています。

  • ダブル発電 押し上げ効果あり

ダブル発電では、太陽光発電と蓄電池の発電を同時に使う状態です。
ダブル発電は、太陽光が稼働していて単価の高い昼間に蓄電池の電気を使うことができるので、太陽光発電の売電量を増やすことができます。しかし、ダブル発電は売電単価が下がってしまうので、売電量が増えるから節約できるのではなく、家庭での電気利用を太陽光発電ではなく蓄電池の安い深夜電力でまかない、太陽光発電は高い収益性の売電に回すことができるということになります。
太陽光発電量の多い日中に電力をたくさん使って、ほとんど売電できない家庭には、こちらが向いています。

 

 夜間の電気代が安くなるプランに変更する

夜間の電気代が安くなるプランに変更することでも、電気代を節約することができます。
2016年に行われた電力自由化から、電力会社を自由に選べるようになりました。

電力自由化で新しく登場した新電力といわれる電力会社の中には、夜間の電気代が安くなるプランを選べる会社があります!
電力会社やプランによって異なりますが、日中より夜間の電気代が10円近く安くプランもあるようです。

蓄電池に夜間の電力を蓄えて日中に使うこともできますし、太陽光発電を設置している家庭では昼間の電気代は発電した電力を使うことができるので、電力会社の電気を使うのは安い夜間の電気がほとんどになります。
このように、夜間の電気代が安いプランに変更すれば、電気代を節約することができるので、是非チェックしてみてください。

大手電力会社(東京電力や関西電力など)でも夜間の電気代が安くなるプランを選べるところがあります。深夜電力というキーワードで、探してみるのもおすすめですよ。

 

オール電化に切り替える

オール電化は、調理・空調・電気・給湯などの熱源のエネルギーを全て電気を使うことです。オール電化住宅は、電気を使う量は増えますが光熱費の出費が電気代だけで済むことから、太陽光発電と並んで注目が集まっています。

各電力会社には、電気をたくさん使うオール電化住宅向けのプランがあります。夜間など電気の需要が少ない時間帯の電気代が安くなり、電気の需要が多い昼間の時間は電気代が高くなるというものが多いです。
太陽光発電の発電力が十分にあれば、電気代が高い日中に使う電気を太陽光発電でまかなうことができます。
また、夜間の電力は蓄電池で蓄えておくことができるので、蓄電池があれば安い電気を日中に使うこともできますよね。

オール電化にする方がお得なのか、ガスと併用する方がお得なのか、暮らし方によっても変わりますので、しっかりと検討されることをおすすめします!

 

まとめ

  • シングル発電?ダブル発電?どっちの節約効果が高いか要チェック!
  • 夜間の電気代が安くなるプランのある電力会社を選ぼう!
  • オール電化への切り替えも検討してみよう!